グローバルX US テック・トップ20 ETFが新規上場、ハイテクの中のハイテクETFを解説

ハイテクの中のハイテクが集まったETFが2023年4月14日日本取引所に上場します。

このETFについてわかりやすく解説していきます。

ハイテクETF、グローバルX US テック・トップ20 ETFの概要

では、どういったETFなのか見ていきましょう。

  • グローバルX US テック・トップ20 ETF
  • 銘柄コード:2244
  • ベンチマーク:FactSet US Tech Top 20 Index
  • 信託報酬:0.375%(税込0.4125%)以内
  • 決算:3.9月の年2回

FactSet US Tech Top 20 Index(円換算)という指数に連動させるETFです。

では、このハイテク指数がどのようなものか見ていきましょう

ハイテクETF/FactSet US Tech Top 20 Indexとは

まず、FactSet US Tech Top 20 Indexとは何か。

これは、Fact set t Research Systems Incが発表しています。

つまり、米国を代表するテクノロジー関連企業20社で構成される株式インデックスです。

主にハイテク銘柄の多いナスダック上場銘柄から構成され、各テクノロジー関連銘柄の中で時価総額が大きい20銘柄で構成されています。

テクノロジー関連グループとは
  • 自動化・AI・ロボティクス
  • クラウド
  • コンテンツ・プラットホーム
  • eコマース
  • 半導体

銘柄構成をみていきましょう

次に、2024年11月時点での構成銘柄と比率はこちら。

テスラ11.92%PDD4.24%
エヌビディア9.13%パロアルトネットワークス3.63%
アマゾン8.18%KLA2.51%
アップル8.10%メルカドリブレ2.44%
ブロードコム7.72%アドバンスドマイクロデバイセズ2.23%
メタ7.31%ネットフリックス2.07%
マイクロソフト7.02%テキサスインスツルメンツ1.87%
アルファベット5.96%クアルコム1.82%
インテューイティブサージカル5.50%アプライドマテリアルズ1.53%
イントゥイット5.47%アドビ1.37%

ハイテク株といったらアップルですが組入トップではないのですね。

浮動株調整後の時価総額加重方式を採用してます。

では、円グラフにしてみるとこのような形になります。

銘柄の算定・組入方法

では、どのような基準で銘柄選定、組み入れ比率を決められているのでしょうか。

こちらで確認してみましょう

銘柄決定方法
  • ナスダック構成銘柄のうち上位300社であること
  • 中国・香港のADR銘柄は除外される
  • 3か月間の1日の平均売買代金1億ドル以上であること
  • 先ほどの5つのテクノロジー関連グループそれぞれの浮動株調整後時価総額上位3位を選定(ダブりもある)
  • 次に4位以下の浮動株調整後時価総額を銘柄数20になるまで選定
  • 複数テーマでダブルカウントされた方が、より組み入れが高くなる
  • 6.12月に銘柄入れ替えがある

このように考えると、エヌビディアの存在感の大きさが感じられますね。

2023年銘柄入れ替え

2023年12月、銘柄入れ替えが行われていました。

IN:MELI メルカドリブレ

OUT:FI ファイザーブ

メルカドリブレは、南米のアマゾンと言われています。そして、中南米のEコマース、金融サービスで圧倒的な地位を築いていますね。

24年6月銘柄入れ替え

2024年6月期に、銘柄入れ替えが発表されました。

INAMAT アプライドマテリアルズ。

OUT:INTC インテル。

類似投資信託,一歩先いくUSテックトップ20

つまり、このETFは新しい試みになりそうですね。

このETFにそのまま投資を行う投資信託

一歩先いくUSテックトップ20も上手く活用したいですね。

一歩先いくUSテック・トップ20インデックス新規設定、ハイテクの中のハイテク2244とわかりやすく解説 – みみるの資産形成 (mimiru-investment.com)

こちらも参考になれば嬉しいです。

投資の達人になる投資講座

指数のパフォーマンス

出所:ブルームバーグのデータを元にGlobal X Japanが作成

まとめ

FactSet US Tech Top 20 Indexを活用したこのETFは、今までにない新しいタイプの指数です。

ハイテクに投資というとナスダック100などを思い浮かべることも多いと思います。

しかし、ナスダック100にはヘルスケアや一般消費などハイテク以外も多く含まれています。

ハイテクのなかのハイテク大手20社に厳選投資できるETF、今後の動きが楽しみです。

半導体に特化した運用も選択しですね。

また、じっくり運用には資産運用へS&P500配当貴族をわかりやすく解説 – みみるの資産形成 (mimiru-investment.com)このような配当貴族への投資もおススメです。

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