ジューンティーンス、アメリカの新休日を解説

ジューンティーンスってなに?

ジューンティーンス(Juneteenth)ってなんでしょうか。

それは、アメリカでは6月19日に新しい祝日が制定されました。

正式にはJuneteenth National Independence Dayとなるようです。

今回詳しく、新しい祝日についてみていきます。歴史が大事ですね。

リンカーンの奴隷解放宣言と南北戦争の歴史

まず、リンカーン元大統領は歴史の教科書に出てきたりと有名ですよね。

1861年からは南北戦争がアメリカで行われていました。つまり、奴隷制の是非を問うための闘いですね。

それぞれのいろんな思惑はあったのでしょうが、そのようななか

1863年の1月1日に奴隷解放宣言にリンカーン大統領が署名。

奴隷制に賛成の立場をとっていた南軍と、反対の北軍。北軍の勢いが増すきっかけにも。

そして1865年4月に南軍が降伏。6月に北軍のゴードン・グレンジャーがテキサス州のガルベストンに到着し、奴隷の自由を宣言する「一般命令第3号」を読み上げました

その日が、この6月19日とされています。

この奴隷の自由宣言を祝う日としてジューンティーンスが生まれました。

6月19日=June nineteenthが、Juneteenthジューンティーンスになったみたい。

そして、同じ年の12月にはアメリカ憲法修正第13条として正式に連邦議会で可決。

正式にアメリカの祝日として制定されたのは2021年

このように、アメリカにとっての重要な転換点となった奴隷解放ですが、アメリカの祝日として制定されたのは2021年です。非常に最近のことですね。

しかし、各州いろいろな思惑もあったようで、真っ先に祝日として州で制定したのは宣言のあったテキサスで1980年でした。それでも100年近くかかっていますね。

その後、国として動いたのはアフリカ系アメリカ人のジョージフロイド氏に対して警察が行った事件をきっかけにでした。ジューンティーンスを認めることや抗議の動きが高まったことに対して、バイデン大統領が動いたものです。

よって、2021年6月17日に、アメリカの奴隷制度が廃止された6月19日を連邦祝日とするための”ジューンティーンス独立記念日法案”これにバイデン大統領が署名し成立したものです。

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自由の象徴、独立記念日との違い

もともと、アメリカはイギリスの植民地の形で開拓されていきました。

そこから、1776年にアメリカ独立宣言が公布。

毎年7月4日にアメリカ合衆国の祝日として定められているものは非常に有名です。

しかし、この独立記念というところに奴隷の人たちは含まれていなかったと言われています。

当時はまだまだ奴隷制度が当たり前だった時代。黒人には人権というものが認められておらず、この後も奴隷制度は継続します。

そして、後のリンカーンの奴隷解放宣言、南北戦争の終結に繋がっていくわけですね。

つまり、ジューンティーンスはアメリカ全体としての解放ということです。

アメリカの祝日は11日に、一覧はこちら

このジューンティーンスは、アメリカの11番目の祝日として制定されました。

6月初の祝日ですね。

その結果、現在のアメリカの祝日はこうなります。

元旦
(New Year Day)
1月1日
キング牧師誕生日
Birthday of Martin Luther King Jr)
1月第3月曜日
ワシントンデー
(Washington’s Birthday)
2月第3月曜日
メモリアルデー
(Memorial Day)
5月最終月曜日
ジューンティーンス
(Juneteenth National Independence Day)
6月19日
独立記念日
(INdependence Day)
7月4日
勤労感謝の日
(Labor Day)
9月第1月曜日
コロンブスデー
(columbus Day)
10月第2月曜日
ベテランズデー
(Veterans Day)
11月11日
感謝祭・サンクスギビング
(Thanks Giving Day)
11月第4木曜日
クリスマス
(Chiristmas)
12月25日

これらの比は株式市場なども休みになりますね。

いろんなことを知ると投資も楽しくなる

今回は新しい祝日、ジューンティーンスを取り上げました。

投資には関係なさそうに見えても、いろいろ知ると新しい発見もあると思います。

ともかく19日は休場なので間違えないようにしなきゃですね。

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