ゴールド金投資についてわかりやすく解説

ゴールド投資。最近金、ゴールドが注目されていますね。

2,000ドルを突破するなど高値となり、買取の広告などもよく見かけます。

そこで、今回は金ゴールド投資について金の動きや投資の仕方についてわかりやすく解説します。

メリット:金は世界中で価値が認められている。

金は世界で価値が認められています。

世界一の国であるアメリカでも国の信用リスクがありますよね。ドルも今でこそ基軸通貨として信頼されています。しかし、万が一アメリカがコケるとなるとドルは紙くずに。

一方、金はそれ自体に価値がある実物資産。世界で取引され、劣化もしないため取引における安全性のある資産としてのポジションですね。

金は実はハイリスクハイリターン?

ゴールド、金投資っていうと安定的だけど地味。そんなイメージもあるかもしれません。

しかし、実際の値動きを見てみましょう。

2011年頃ピークを付けてから一時半値近くとなり、また上昇など値動きがあることがわかりますね。

金自体が金利や価値を生むわけではない

株や債券はその発行体が利益の価値を生み出し、値上がり益や配当、利息といったものを投資家に与えてくれます。しかし、金には生み出すものがありません。

世の中の金利が上昇しているとき、債券投資などでは利子が増加していくため金の投資妙味が下がると考えられます。

では、どのようにして金が注目されていくのでしょうか。

一つずつ見ていきましょう。

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ゴールドが注目される理由:有事の金

ゴールド、金には「有事の金」という言葉があります。

戦争や大きな災害のような世界的な混乱が起きた時、資金の逃避先として買われやすいというものですね。

特に後ほどチャートででてきますが、リーマンショックのとき。

2007年10/31から2009年3月31日までの動きをみると。

先進国株-57%と世界的大暴落。しかし、ゴールドは18%上昇という結果に。

危機があった時など投資家心理が悪化。すると、安全資産として買われる傾向がありますね。

ゴールドが注目される理由:基軸通貨や外貨準備としての活用

高級な装飾品としての需要もありますが、外貨準備の一つとして金を保有するところもありますね。特に中国では2015年から金保有を増やしており、23年現在約2,000トン保有しているといわれています。

またアメリカなどでも、外貨準備として金の保有比率が非常に高いことがわかります。

基軸通貨のドルの代替として金を取り扱ったりしますね。

外貨準備における金の比率が高い国の例

  • アメリカ
  • ドイツ
  • イタリア
  • フランス

これらの国は金の比率が6割を超えているようです。

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ゴールドが注目される理由:インフレに強い

先述のとおり、金自体は利息などを生むものではありません。しかし、金はそれ自体に価値があるものです。

インフレが進むと一般的にはその国の通貨が弱くなるとされています。

そんな時に、金が注目されやすくなります。

23年後半に入りややインフレも落ち着いてきましたが、今後どの程度で落ち着くのかそれに伴って金価格の動向も注目されますね。

金ゴールドへの高い需要

金を保有するのは、外貨準備だけではありませんよね。スマホなどへ使われる工業製品。

そして、金の需要の半分を占めると言われるのが、宝飾品なんです。相場に関わらずニーズがあるものの一つですよね。

さらに、23年はロシアウクライナ戦争関連でロシアの地金供給がストップ。

ロシアは金の産出が多い国でもあり、供給源による価格上昇も

ゴールド金は世界景気が不調な時ほど上昇しやすい?

まず、金・ゴールドは市場のマインドがよくないときほど上昇傾向にあります。

ITバブルやリーマンショックのあった2000年代は、米国株市場は散々な結果でした。

しかし、その中でも金は大きく上昇しています。

✅リーマンショック07年~09年

✅欧州債務危機11年

それ以外には、チャイナショック15年やコロナショック20年、インフレ懸念22年などなど。

株式市場が絶好調なときは注目度がさがるのが金

2010年代からアメリカでは4度のQEからなる量的緩和相場で、株価が大幅に上昇しました。

一方で金価格はあまり変化していないのがわかります。

それぞれを分散して投資すること。さらに、有事の金として保有しておくことでリスクリターンの改善を図るのも一つですね。

ゴールド金への投資方法について

次に、ゴールドへの投資方法。方法としては、以下のものが挙げられます。

  • 純金積立
  • 投資信託
  • ETF
  • 金貨など現物などなど

純金積み立ての例。

毎月一定金額などを積み立てる方法。投資信託にも多いやり方ですよね。

取り扱いは、マネックス・楽天・住信SBIネット銀行・田中貴金属・三菱マテリアルなどなど。

1,000円からできたりします。

取り扱い場所によっては、ある程度貯まると現物引き出しも可能に。

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投資信託で購入する方法

まず、代表的なものを紹介します。

  • SMT・ゴールドインデックス
  • SBI iシェアーズゴールドファンド(サクッとゴールド)
  • 三菱UFJ純金ファンド
  • ゴールド・ファンド(日興)
  • Tracer ゴールドプラス(※レバレッジもの)

投資信託は少額で購入ができますが、信託報酬などのコストも。

金のETFやETN

金のETFは以下のようなものがあります。

  • 1328NEXTFUND 金価格ETF
  • 1326SPDRゴールドシェア
  • 2036NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN
  • GLDやGLDM(海外)など

ETFは投資信託に似ていますが、違いとしては取引時間中リアルタイムで売買できる点ですね。

コインやインゴットなど金現物

さらに、金そのものを買うこともできます。

インゴットやメイプルリーフ金貨といったコインのイメージですね。

自分の手に金が手に入るので安心感や嬉しさがあります。しかし、購入手数料が高かったり、盗難のリスクは注意したいところです。

取り扱い:田中貴金属や三菱マテリアルなど。

先物取引・CFD

レバレッジを掛けることもできます。小額から始めることもでき、リスクを取って運用したいときに選択するものの一つ。

先物には限月という満期が決まっていたり、逆に大きく動くと追証のリスクも。

まとめ:金投資のメリットとなる点

最後に、金になぜ投資するか。株式投資だけではなく金をポートフォリオに加える理由を考えます。

  • リスク回避局面、有事の金
  • インフレへの対策としての金
  • 分散投資としての金

自分に合った投資方法を検討していきたいですね。

どのように資産形成していくか、こちらも参考になれば幸いです。

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