ISM製造業指数、ISM非製造業景況感指数が発表されます。これはアメリカ市場ではかなり注目されてます
そもそもISM非製造業・製造業景気指数ってなんなの?
ISM(全米供給管理協会)がアンケート調査して、企業のセンチメントを調べてます。
主要指標のなかでも最も早く発表される分野で”先行指標”として注目されてます。
・ISM製造業景気指数(毎月第一営業日に発表)
・ISM非製造業景気指数(毎月第三営業日に発表)
の2つに分かれています。まず第一に注目するのは
50を上回るかどうか
で景気の良し悪しを判断してます。
ISM製造業景気指数・非製造業景気指数について確認してみる
これはISM非製造業景気指数の動きです。
こちらが製造業景気指数の動き。
特に製造業は2021年11月をピークに下落傾向になっているのが気がかりですね。
ISM景気指数は10項目で構成されており、それぞれの内訳も確認しよう
これは6月に発表されたISM非製造業景気指数です
①企業活動/生産
②新規受注
③雇用数
④仕入れ納期
⑤在庫
⑥物価
⑦受注残
⑧新規輸出受注
⑨輸入
⑩在庫センチメント
※製造業指数は⑤がなくCustomers’ Inventories顧客在庫が入る
前月は⑦の受注残のところが落ち込みが大きかったのがわかります。
どの項目がどれくらい変動しているかも確認したいですね。
景気の境目となる”50″。この値を上回るか下回るかどうか。
好景気が継続と受け止められると、高インフレ持続→金融引締め継続→株価下落?
景気悪化と受け止められるとリセッション→金融引締め鈍化、そして緩和的→株価上昇?
と微妙なバランスとなっているのが最近の相場の状態
また、どんな運用をしていくか。しっかり考えていくことも大事です。
いつまでにいくら貯める?運用の入金力と利回りの目安をわかりやすく解説します – みみるの資産形成 (mimiru-investment.com)
まとめ
ISM非製造業・製造業景気指数は月初に発表が行われる景気判断にとって重要な景気指数です。
中でも、50を下回っている製造業が持ち直せるか、サービス業の動向は。注目することがたくさんです。
重要指標はしっかりチェックしておきたいですね。
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