先進国株ファンドって、どんな国が入ってる?MSCIの例

先進国株ファンドをiDeCoやNISAで購入している人もいると思います。

投資の世界では、投資信託やETFを使うことで、なかなか直接は投資しづらい国にも投資することができます。

今回は、MSCI指数を使ってどんな国に投資ができるのかを見ていきましょう。

そもそもMSCIってなに?

まず、MSCIってよく投資のベンチマークに使われますが、どのようなものか確認します。

Mモルガン・Sスタンレー・Cキャピタル・Iインターナショナルと会社の頭文字を持ったものです。

この会社が作る指数MSCI指数は、多くの国や投資家、投資商品に採用されており、インデックスファンドなどのベンチマークにも使われています。

MSCIでは国・地域・セクターなどに応じて多くの指数を作っていますが、次にMSCIによる先進国の代表的な指数を見ていきます。

MSCI先進国で代表的な指数①MSCI KOKUSAI(コクサイ)指数

まず、MSCIの先進国で代表的な指数の一つMSCI KOKUSAI(コクサイ)指数について紹介します。どちらかというと日本人向けに作られた指数ですが、知名度は大きいです。

この指数は、日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株を構成銘柄の対象としています。

その構成国はこのようになっています。

国別の構成比率

アメリカ中心の構成比率となっていますね。

そして、この指数を対象とする投資商品はこちら

投資商品も多く、つみたてNISAやiDeCoにも使われたりしますね。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは毎月の流入ランキングでもよくランクインしていますね。

次にMSCIワールド指数を見ていきましょう。

MSCI先進国で代表的な指数②MSCIワールド指数

次に、MSCIワールド指数について紹介します。

これは①のMSCI KOKUSAI(コクサイ)に日本を加えた指数です。

構成国はこのようになっています。

そして構成比率はこのようになっています。

アメリカが7割以上を占めていますね。

この指数を使った投資商品はこちら

MSCI KOKUSAI 指数があり、日本の部分は日本株などで補うことができるためか、日本で投資できるMSCIワールドの商品は非常に少なくなっています。

これまでの値動きの比較

https://www.msci.com/

アメリカが主力で、構成比率も近い事から非常に大きく差がついているとは言いづらいですね。

まとめ

MSCI指数は、世界中で多くの投資家や機関の人たちがベンチマークとして採用する注目度の高い指数です。

そんな世界的にも認知度の高い指数に投資することによって簡単に国際分散投資ができるのはありがたいですね。

もちろん、MSCI指数には先進国だけでなく、全世界や新興国などもあります。

ぜひ以下の記事も参考にしていただけると嬉しいです。

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