おはみみるん🌞みみるです
今日は今FRBが行っている金融引き締めについて、内容をこっそり確認しちゃいましょう
全ては高くなりすぎたインフレを抑えるため・・・
いろいろなところで言われていますがアメリカは40年ぶりの高インフレ状態💦
これをなんとか目標の2%台にしようとFRBは頑張っています
そのFRBの今行っている施策が
①利上げ②QT(量的引き締め)です
これらよく聞く言葉ですが、どういうものでどう影響しているのか確認してみましょう
FRBの引き締め、その①FFレートの引き上げ(利上げ)
アメリカではFRBによる政策金利引き上げが行われてますね
まず一つめが利上げ、2022年3月からこれまで
🌸3月・・・25bp
🌸5月・・・50bp
🌸6月・・・75bp
と3回利上げを行いました。目に見えるのでイメージしやすいですね
利上げは“短期金利”に強く影響を与えるとされています
こちらは3か月金利で短期金利が上昇していますね
FRBの引き締め、その②QT(量的引き締め)
QT(量的引き締め)はQE(量的緩和)の逆でFRBが今までQEで増やしてきた資産を、圧縮させようというもの。
2022年までのQEでは
米国債を月800億ドル、住宅ローン担保証券を月400億ドルを買い続けて相場を支えてくれました。
そして2021年11月からテーパリング、2022年3月に終了。
その結果・・・
FRBの資産は約9兆ドルにまで膨らむことに💦
コロナショックの頃、約4兆ドルから倍増してますね
この膨れ上がったバランスシートを小さくしていくのがQT
QT(量的引き締め)の方法と影響は?
今回FRBは
まず2022年6月から8月までは
米国債が月300億ドル、MBSが月175億ドルの縮小
9月からは倍の
米国債が月600億ドル、MBSが月350億ドルの縮小を行う予定です
(これは過去の月合計500億ドルのほぼ倍のペース)
これは満期に到達した債券の買い戻しをしないという形をとるようですが
債券を買ってくれる人がいなくなるとどうなるでしょう
→買い需要の縮小は債券価格の低下・金利上昇に繋がります
QT(量的引き締め)は“長期金利”に強く影響を与えるとされています
QEで債券を買い集めて押し下げた金利を、再投資しないことで再び上昇させよう🎉というイメージですね
織り込んで10年債金利は先行して上がってきた印象ですね
まとめ
今FRBが行っている金融政策①利上げ②QT(量的引き締め)についてみていきました。
インフレピークアウトとも言われてますが、と言ってもまだまだ高水準なのが現状ですよね。
利上げのペースはやや落ちるかもしれませんが
9月からは量的引き締め(QT)はペースが倍にスピードアップします。しかもこれまでの倍のペースということで
金利や株価に与える影響はまだ未知数なところも・・・
FOMCメンバーの発言や各種経済指標をしっかり確認して、うまく相場の波にのっていきたいですね🎵
今日も元気にいきましょう✨