おはみみるん🌞みみるです!
22年7月13日発表のCPI消費者物価指数は市場予想を超えて上昇。インフレ加速を表しました。今後のインフレは加速するのかピークなのか、ひも解いて考えてみます。
7/13発表の消費者物価指数(CPI)は9.1%と予想を上回る伸びを記録
総合が予想8.8%を上回り9%に到達。
9%をつけるのは1981年11月以来、約41年ぶりのこと。
それだけ歴史的なインフレだ、ということが印象付けられます。
FRBが目標とするところは年間2%程度であるため、かなり乖離しています。
これまでのCPIの歴史をみてみると、歴史的インフレとよくわかります。
今回付けた9%という数字は1981年11月以来、約41年ぶり。
過去を遡っていても、ほとんどつけたことのない水準ですね。
それだけ今のアメリカのインフレが深刻であり、FRBもインフレ退治に躍起になっているところでもあります。
特に今回は事前にホワイトハウスから
「CPIは非常に高い数値が予想される」と異例の警告を発していました。
政府としても、見過ごせないものとなってきています。
今回9%を超える上昇の要因となったのは、やっぱりエネルギー
消費者物価指数(CPI)の内訳をみていくのも大切です。
食品や住宅、物流などいろいろな項目がありますが、エネルギーの高さが際立っていますね。
アメリカのインフレの行方は、エネルギーが強くカギを握っているという事がわかります。
このようにどの数値が大きく影響を与えているのかを確認することは大事ですね。
インフレにピークアウト期待?カギを握る原油価格の急落
物価の急騰の最前線となったエネルギー価格ですが、7月に入り変化が起きています。
景気減速懸念もあり、原油需要が減るのではないかという思いから価格が急落。
この先の動きにもよりますが、6月にピークを迎えたのではないか、という考え方も。
そして下落し始めたのは7月からであり、影響が出てくるのは早くても次回。
物価に一番高い影響を与えているのがエネルギー価格でした。
それがピークアウトとなれば、インフレ抑制への期待も高まりそうですね。
まとめ
今回の消費者物価指数(CPI)は9%超えという衝撃的な数値を出しました。
今回ももっとも上昇に影響したのはエネルギー。しかしそのエネルギーの価格が直近大きく変化しています。
最近原油価格の下落は今回の数値には織り込まれておりません。
原油価格の下落が、次回以降の数値を押下げるのではないかという期待も。
株式市場も寄り付きこそは急落しましたが、売り一巡後は買戻し。
ホワイトハウスによる事前の警戒もありましたが、ピークアウト期待も含まれていそうですね。
しかし、原油価格はボラティリティが高いところもあるので引き続き注視する必要があります。
インフレと金融政策は今後も注目のテーマですね。
にほんブログ村
コメントを残す