最強指数!?Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)をわかりやすく解説

Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)という投資信託が日興アセットマネジメントが設定と発表されました。

米国のトップ10に投資するこのファンドをわかりやすく解説していきます。

Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の概要

まず、このTracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の概要を説明します。

  • 名称:Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
  • 運用開始日:2024年5月16日
  • 信託期間:無制限
  • 運用会社:日興アセットマネジメント
  • ベンチマーク:S&P500トップ10指数(円建て)
  • 信託報酬:0.10725%
  • 当初販売会社:SBI・楽天・マネックス・イオン銀行
  • 新NISA:成長投資枠

次に、これがどんな投資信託なのか中身を見ていきましょう。

S&P500トップ10指数とは

次に、S&P500トップ10指数(円建て)とはどのようなものでしょうか。

  • S&P 500 指数の中で時価総額で上位 10銘柄のパフォーマンスを測定
  • 浮動株調整時価総額加重平均方式
  • 年4回の銘柄入れ替え・リバランス(3.6.9.12月)
  • S&P500と同じく、海外の企業が入らない

S&P DOW Jones Indicesより

ついに、トップ銘柄だけの時価総額加重平均ものがでましたね。

では、どんな銘柄が入っているのでしょうか。

人によってはテックトップ20や革新的ETFなどで懸念だった中国銘柄は入りませんね。

S&P500トップ10インデックスの銘柄

日興アセットマネジメントからの資料によると

グラフに直すとこのような感じに。

また、直近のS&P500の時価総額ランキングも観てみましょう(24年4月30日時点)

1マイクロソフト9JPモルガン
2アップル10テスラ
3エヌビディア11バークシャハサウェイ
4アルファベット12ウォルマート
5アマゾン13エクソンモービル
6メタ14ユナイテッドヘルス
7イーライリリー15ビザ
8ブロードコム

20番目くらいまでは時価総額が競っているところもあります。

入替タイミングによっては下位は大きく変わるかもしれませんね。

偏りが強すぎるのは、懸念点?それとも好材料?

アメリカのトップ10だけに投資を行うTracers S&P500トップ10インデックスですが、時価総額加重平均であるがゆえの懸念もあります。

マイクロソフトとアップルの比重が大きすぎる

3兆ドルになったマイクロソフトは1銘柄だけで21%の組み入れ比率に。

アップル、アマゾン、アルファベットだけで6割近くを占めるという事ですね。

これだけトップに集中できることをいいことと捉えることもできるかも?

S&P500トップ10インデックスのこれまでの動き

まず、S&P500トップ10指数のS&P500との比較を見てみましょう。

10年のデータではS&P500を大きく上回り、約5倍となっていますね。

次に、円ベースでの動きも見てみましょう。

円安効果も加わって10年で約7倍になっていますね。

※どちらのチャートもS&PDOW Jones Indicesから引用

強いものがより強く、S&P500も凌駕してて凄いですよね

これまでの特化集中ファンドと見比べてみる

今までの、FANG+やUSテックトップ20、マグニフィセントセブンファンドなど注目してきました。さて、それぞれと見比べてみましょう。

※2024年4月30日時点のデータです。

信託期間無制限・時価総額加重平均・低い信託報酬。

アメリカのトップ銘柄群の投資信託で、このようなものを待ち望んでいた人も多いかもしれませんね。

資産形成の中核として期待されるファンドになるかも?

いままでの資産形成やS&P500 や全世界株式(オール・カントリー)という選択が真っ先にでてくるものでした。

このTracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)は

中長期で保有することに期待が持てるファンドとして注目されるかも。

FANG+やマグニフィセントセブンのように原則銘柄固定もありません。

将来どんな銘柄、分野が伸びてくるかわかりません。しかし、どの銘柄がきてもS&P500トップ10を拾っていくこのファンドは期待が持てるかもしれませんね。

ただし、10銘柄への特化型になるので、1銘柄ごとの影響が大きくリスクは比較的高めともいえる点には注意したいですね。

低い信託報酬ですが、隠れコストはまだわかりません。そのあたりも注意点ですね。

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Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)を購入するうえで口座開設をまず行っておかないといけませんね。ぜひこちらから開設して準備してくださいね。

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2件のコメント

 楽天・S&P500インデックス・ファンドの銘柄を絞った投資信託が楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンドであり、その銘柄をさらに7-20程度に絞った投資信託が以下の4つ(Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)、iFreeNEXT FANG+インデックス、一歩先いく US テック・トップ20インデックス、米国大型テクノロジー株式ファンド(マグニフィセント・セブン))と解釈しています。

 S&P500よりNASDAQ-100の方がリターンが高く、4つのリターンはさらに高いようです。特徴はそれらの相関が高いことと解釈しています。4つの投資信託の中でS&P500トップ10の信託報酬が最も安いため、S&P500(特定口座)を解約してS&P500トップ10(特定口座)に大部分を入れようと考えています。S&P500の安全性が高いことからS&P500トップ10の安全性はある程度あると推定しています。
 NISA口座は主にS&P500に入れており、S&P500トップ10(特定口座)への入金額はS&P500(NISA口座)の約半分です。
 そしてS&P500トップ10(特定口座)投資額の5%相当額をレバレッジ・ドラッカー研究所米国株ファンド(特定口座)に入れようと考えています。

 これらをどのようにお考えでしょうか。

リターンは確かにナスダック100やFANG+などのほうが高いですが、同時にリスクも高くなっています。
特にレバドラは信託期間が短いため、下落した場合に回復がマイに合わない可能性もある点には注意が必要です。
挙げていただいたものは全てマグニフィセントセブンが今後も堅調であることが大前提になります。道経済が変わるかわからないなかS&P500を土台に残すのは効率的だと考えます。
トップ10は業種問わないため、イーライリリーなどが入る点も魅力であるため、コアに据えるものを選ぶならS&P10がリスク度合いとしては良いのではと思います。
もし、コアでももっと十分にリスクの取れるのならテックトップやFANG+、M7もありではありますが・・・

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