11/19おはようございます。昨晩の米国株をまとめて確認していきましょう。 #AD
まず、主要株価指数を確認していきましょう
11/19NYダウやS&P500は堅調。ナスダック100は横ばい。特にナスダック100は寄り付き直後は強く上昇していただけに、見た目の数字以上に重さを感じられますね。
NYダウはユナイテッドヘルス(UNH)が2.85%上昇。寄与度が高くダウを96ドル分上昇に貢献。
金利が全体的に上昇、2年債4.531%や10年債3.829%など改めて金利上昇を意識。
その一方で、VIXは23.12に下落。方向感のつかみづらい展開ですね。
コリンズ総裁の発言が相場の重しに
昨晩ボストン連銀のコリンズ総裁から発言がありました。抜粋すると
・インフレは高すぎる
・リセッション回避の道筋についてある程度楽観的
・FRBが行き過ぎるリスクもある
と、ここまでは、これまでの連銀総裁と近い考え方の発言のように思います。しかし、
・75bp利上げの可能性は依然としてある
12月は50bpの利上げを強く織り込んでいた市場にはサプライズだったのではないでしょうか。
来月の利上げの想定は依然50bpが75%と高水準ですが、前日は85%でした。市場が少し警戒に向かったところもありそうですね。
ダウやS&P500はボラが小さい日に、ナスダック100は荒れ気味
昨晩の値動きは3指数とも高くスタート。ナスダック100は大きく失速。
その後、引けにかけて買い戻され、なんとか3指数ともプラスで引けましたね。
セクターはオールドエコノミー・ディフェンシブ寄り
セクターは公益やヘルスケア、そして不動産、金融といったオールドエコノミー、ディフェンシブ系が上昇。
年間騰落率を見ても、ヘルスケアや生活必需品、そして公益などは下落率がかなり小さいですよね。
各指数の上昇・下落の上位銘柄を確認
値上がりトップはアパレル小売、ロスストアーズ(ROST)。決算発表で減収減益でしたが、悪材料出尽くしの評価もあったようで9.9%上昇。
決算発表って難しいですね。
また、ナスダック100上昇2位のパロアルトネットワークス(PANW)はサイバーセキュリティ系の銘柄で、こちらは売上EPS予想を上回る。ガイダンスもまずまずで7%上昇。
まとめ、次週は休日あり
昨晩の米国株市場は、高寄りしたあ後、失速もなんとか持ち直した感じでしたね。
引き続き金利動向、FRB高官の発言には気を付けたいですね。
次週のイベントとしては
23日:購買担当者景気指数(PMI)の発表があります。そして
24日はthanks giving day感謝祭のため休場になります。要注意ですね。
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